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由緒

神明社はもと破軍星(北斗星)を祀り、妙見堂と称されていました。
明治維新後になって神明社と改称したのです。鎮座は正親町天皇の世、天正19年に端を発します。


正親町天皇の天正17年12月坂本河俊久磐城国亘理郡坂元本郷よりこの地に移社す。
即ち俊久は下総国千葉氏庶流にして、其の先は、千葉七郎広定と謂うた。
亘理城主武石左兵衛尉平高広の第三子で武勇を以て聞えた。
貞和の初奥州探題吉郎定家に属して?々軍功あり。
同4年2月亘理郡坂元郷五百余町を食み従六位下に叙せられる。この年、妙見宮を村に建て尊信す。
広定の子丹波守広綱応永7年8月より宗家亘理(元武石氏)刑部少輔重胤の麾下に属す。
其の9世の孫は、即ち参河俊久である。
天正17年亘理兵庫頭元宗涌谷に移封、其の子美濃守木間塚の村に社宇を造営して妙見堂と称す。
現社殿は、昭和2年造営にかかる。明治のはじめ現社号に改め、村社に列せられた。

 

 

 

 

御祭神


天之御中主神(あめのみなかぬしのかみ)

天之御中主神は天地開闢(カイビャク)神話で宇宙に一番最初に出現し、高天原の主宰神となった神です。
その名が示すとおり宇宙の真ん中に在って支配する神で、日本神話の神々の筆頭に位置づけられています。宇宙の根源の神であり、宇宙そのものであるともされます。

 

天照大御神(あまてらすおおみかみ)

天照大御神は日本の神様の中で最高神の地位を占める神様で、太陽の神であり、高天原(タカマガハラ)の主宰神です。
天照大御神はイザナギの神から生まれました。イザナギ神が亡き妻イザナミ神を慕って黄泉の国に行くも、結局逃げ帰り、その時戻ってから川でみそぎをしますが、その時に左目を洗った時に天照大神が生まれたとされています。

祭 礼

毎年6月の第1土日に行います。

社 殿

本 殿:神明造
現社殿:昭和2年造営